COLUMN

照明ひとつでダンスが変わる?空間を操る“光の演出”

2025.06.20

ダンスイベントを成功させるために、振付や衣装、音響にはこだわるけれど、照明は「あるものを使えばいい」と思っていませんか?

でも、実は照明こそがダンスの魅力を最大限に引き出す演出の核になるんです。

たとえば、同じ振付でも「ステージ全体を均等に明るくする照明」と、「曲の展開に合わせて影と光を使い分ける照明」では、観客の集中力と感情の動きがまったく違ってきます。

立ち位置、フォーメーションの変化、ジャンプの瞬間やアイソレーションの動き。動きの意味を照明が拾ってあげることで、まるでダンスが語り出すようになります。

当社では、ダンスのジャンルや構成、演出の意図をヒアリングしたうえで、ただ明るく照らすだけでなく、「見せたい動き」にフォーカスした光の設計を行います。

「ここは一人に絞って、残りのメンバーは薄く見せたい」
「サビに入った瞬間、一気に全体を開放感ある白で照らしたい」

そうした細かいニュアンスも、言葉にしきれない部分まで感じ取り、照明として表現します。

「普段のリハーサルと本番の空気がまったく違った」
「照明のおかげで、世界観が舞台上に立ち上がった」

そんな言葉を、出演者の方々からよくいただきます。

また、ダンスの照明においては照明の切り替えのタイミングや、オペレーションの技術も非常に重要。

事前に音源と振付のタイミングを細かく擦り合わせながら、音を聴いてから動かすのではなく、次を先に読む演出操作を行います。

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