COLUMN

ライブやミュージカルの照明、どこまでこだわると違いが出る?

2025.08.20

「ライブ照明って、カラフルに動いてればそれっぽく見えるんじゃないの?」

そんなふうに思っている人は少なくありません。
でも、本当に観客の心を動かすライブ照明には、演出意図を伝える力があります。

たとえば、ミュージカルの1シーン。
登場人物の感情が高まり、歌声が重なり、舞台上の空気が一変する瞬間。

ここで照明がわずかにトーンを変えるだけで、感情のスイッチが入りやすいです。
逆に、光が雑だと、せっかくの演技や歌が空回りしてしまうことも。

私たちが得意としているのは、演者の表現を照らすのではなく伝える照明設計。

「どのキャラクターが、どんな気持ちで、今どういう場面にいるのか」
そのすべてを、光の色・強さ・動きで表現していきます。

ライブ照明でも、ただカラフルにするだけじゃなく、曲ごとの物語や空気感を照明で翻訳するように設計します。

MC中には、観客との距離感がぐっと近づくような温かみのある光に切り替えるなど、細かい調整を通して、照明が演出チームの一員として機能することを意識しています。

ミュージカルやライブの現場は毎回機材の条件も、照明卓の種類も、場所によって変わることがあります。
だからこそ、その場その場に合わせて最適な照明プランを柔軟かつ迅速に組み立てられるかが勝負です。

そんな光を求めるライブや舞台、ぜひ一度ご相談ください。

お問い合わせはこちらから

contact US

お仕事のご依頼・採用については
お気軽にお問い合わせください。

pagetop