COLUMN

ミュージカルで避けたほうが良い照明といえば?

2025.10.20

ミュージカルはストーリーや感情を観客にしっかり届けることが大切です。
だからこそ、照明の使い方を誤るとせっかくの演技や歌が伝わりにくくなってしまいます。
特に避けたい照明の例をいくつか挙げます。

1. 顔に影を作ってしまうライティング

上からの強すぎるトップライトだけを当てると、役者の目元や口元が影になり、表情が読み取りにくくなります。
ミュージカルは歌いながら感情を表現するため、顔が見えないのは大きなマイナスです。

2. カラフルすぎる照明の乱用

楽曲やシーンに合わない極端な色の多用は、観客の注意をそらしてしまいます。
特に感動的なシーンで派手な色を使うと「演技より光の方が気になる」状態になり、ストーリーの集中が途切れます。

3. まぶしすぎるフロントライト

観客席まで光が漏れるほど強い照明はNG。
舞台を見ている側が「まぶしい」と感じてしまうと、集中できないどころか目を細めてしまい、舞台の細やかな表情を見逃してしまいます。

4. 暗すぎる照明

「雰囲気を出したいから」と暗くしすぎると、役者の動きが見えなくなり、歌詞や表情のニュアンスも伝わりません。
特に大ホールでは「暗さ」が観客にとって大きなストレスになります。

以上のことを意識しながら、適切な照明を活用していきましょう。

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